我が結婚

結婚して数年が経つ。

僕は社内で結婚相手に出会い、家族となった。

家族を築く一方で少しずつ女と男の関係では無くなっていた。それはとても寂しいことでありながらも、抗うことなくただ受け止めていた。

 

決して愛が無いわけではない。

決して情に変わったわけではない。

 

僕らはあまりにも周りと同じ結婚観に毒され、同じように着たくもない和装を着て、決めたくもないクサイポーズで写真を撮り、作りたくもないプロフィールムービーを作り、払いたくもない高い金額を式場に払い結婚をした。

 

僕は結婚式から妻との関係は冷めたと考える。いや、冷めてはない。ただ夢から覚めたのだ。

高額な結婚式を挙げた翌日から、夫婦は残酷にも2人での生活を始める。2人で生きていかねばならないのだ。

自分の資産を話したばかりに骨の髄まで結婚式費用に充てられ、もう少し貯金しててよ!と怒られた結果、お小遣い制という十字架を背負った桐崎美玲という男からの聖書をいま送ることとする。

 

桐崎美玲 新作note

「我が結婚」

 https://note.mu/kirisaki_tv/n/nc840d98809f3

 

どうぞよろしくお願いします。