「なるほどな」は人を育てる

よく目にする「睡眠の大切さ」、頭では分かっていたので僕自身も睡眠時間にはかなりうるさい方で夜は早く寝て朝は早く起きる人間だった。

然し乍ら先日の金曜はツイッターでも呟いたようにアポがあり、そのアポの帰宅時間がなんと午前3時近くだった。

アポの相手はひとつ歳上の女性。未婚であり、高校時代の先輩だった。彼女はサッカー部のマネージャーで絶えず彼氏がいた。文化祭で彼女はバンドのボーカルをやっていた。僕は違うメンバーでバンドを組み出演した。 文化祭のライブが終わり、彼女は「君のエピフォンのレスポールかっこいいね。」と声をかけてくれた。高校生だったからギブソンが買えなくて悔しい思いをしていたけど、その日ばかりはエピフォンを誇らしく思った。 その日から彼女は僕に手を振るようになった。僕は先輩の女の子から手を振られることが恥ずかしく顔が真っ赤になっていた。 そしたら彼氏に呼び出され何故かボコボコにされた。

とまあ、あんまりいい思い出ではない相手ではあったがたまたま駅で再会し、その後アポとなったのである。 私が先日リリースした「後輩力」を用いて、何とか勝利をしたものの、彼女は僕を帰らせようとはしなかった。SEXをした後、もう一度飲みに外へ出かけようと言ってくる人はこの先も出てこないだろう。

そして何とか帰宅したがそこからが本題。 ほぼ睡眠もできることなく、どうしてもやらなくてはいけない用事があり名古屋駅へ。 用事の途中、何度も意識が消えかけた。午後からは勉強をしようと思ったけれど、とても動ける状態ではなかったから、近くのネットカフェで30分仮眠をしてから図書館へ。

そして夜20時には完全に意識が朦朧とするなか何とか帰宅できた。 シャワーを何とか力を振り絞って入り、そのままベッドへ。 僕は「なるほどな。」と思った。

睡眠は大事。分かっていたつもりだが、何故大事かは身をもって経験しないと分からない。

「なるほどな」はとても大切な感覚。 本を読んでも行動しなければ何も変わらない。行動して失敗して「なるほどな」を得られれば人は変わる。